自分の仕事がカタチになる喜びを感じながら ~若手社員座談会

新年あけましておめでとうございます。

今年も大商木材のあんなこと、こんなこと…をたくさん発信していきます。2023年新春を飾る初コラムは、入社して日の浅い社員による座談会!仕事への向き合い方、大商木材で働く中で感じること、今年チャレンジしたいことなどを話してもらいました。        ※座談会は2022年12月に実施

◆参加者(写真左から)

・島田千滉(2022年5月入社、オペレーター)

・本白水孝幸(2021年10月入社、オペレーター)

・池田雄亮(2022年9月入社、オペレーター)

自分たちの仕事の先を知れることで、やっていることの意義が分かるようになった

―皆さん、入社して数カ月から1年半くらいでしょうか。

本白水 

私は1年を過ぎ、ようやく仕事の流れがつかめてきました。夏に大がかりな機械の入替えなどがあり、今はまだ試行錯誤しながら…といった感じです。

池田  

私は入社して3カ月。もともとDIYなどが好きで、木の香りのする職場は癒やされます(笑)。

島田  

私も約半年なので、まだまだといった感じです。まったく異なる業種からの転職なので、ここでの仕事は1からのスタート。何も生かせるものはないのでですね。

本白水 

生かせるものがないって言うけれど、その分、何にでも人一倍積極的にチャンレジしていると思うよ。それはすごいこと。

池田  

私もそう思いますよ!

―それぞれ大商木材の仕事にどんなやりがいを感じていますか。

池田  

これまでの仕事は毎日同じことの繰り返しで時間だけが過ぎていく感じだったのだけれど、ここでの仕事は違うと感じています。自分たちのやったことがカタチになる喜びっていうのかな…。目に見えるものがあることがやりがいにつながっていると思います。

島田  

確かにそれはあるね。自分たちの仕事(やっていること)の意義っていうのかな。この木材が、どんな風に使われるのかが想像できるからね。

池田  

そうそう。入社して驚いたのが、オペレーターの自分が建て方に参加するということ。最初は「えっ、自分も?」とびっくりしたけれど、現場を見ることで、作った木材がこんな風に使われて家になるというのが分かり嬉しかった。自分の仕事が、この家の一部になっていることを肌で感じられた瞬間でした。

本白水 

現場で資材を解く作業を見ていると、ほどく前の積み方の勉強にもなるし。次は、こう積んだら現場で手間がかからないとかも、自然と考えるようになりますね。

島田・池田 

分かる、分かる!!

新人研修経てやりがいに

本白水 

そもそもなぜオペレーターの自分たちが現場の建て方に立ち会うのかー。そこを知って仕事に取り組んでほしいという会社の想いがあるのだと思う。

自分たちの仕事だけやっていればいいという考え方ではなく、一連の仕事を知っているからこそ本来の自分たちの仕事ができる。自分たちの先の現場を知ることの大切さを新人の頃から体験させてもらえるのは本当にありがたいと思います。

池田  

これがあるのとないのとでは、現場に戻った時のやりがいも変わってくると思いますよ。

ようやく自分に足りないものが見えてきた

―仕事をする上で大切にしていることは何ですか。

本白水 

私はホームセンターに勤めていた経験から、木材の知識や機械のメンテナンスに関することは皆より少しは分かると思います。しかし新しい機械となると皆と一緒。もっと勉強して知識を増やしていかないとならないと思っています。

1年を過ぎたころから、ようやく自分に足りないものが見えてきた感じです。先輩方にいろいろ聞けるのも今のうち。これからは、自分が教えていく立場になっていきますから。これまでの知識や経験に何をプラスしていけばいいのかを考えながら進めていきたいと思います。

島田  

まだまだ分からないことが多いので、まずは分からないことをそのままにしないことにつきます。

池田  

自分も一緒です。刃物を扱う仕事なので最初は不安もありましたが、先輩たちが目配り、気配りをしてくれているのが分かります。とにかく安全第一に仕事に取組みたいと思っています。

丁寧に指導する本白水さんの話を聞き逃さないよう耳を傾ける池田さん

社長とこんなに近くで話せる会社ってない

―大商木材で働く中で感じることは。

本白水 

毎日全部署の社員が顔を合わせる昼礼もそうだけれど、いろんな意見を言いやすいと思います。ある時、工場に溜まる木くずを以前は大掃除の時などにまとめてやっていたようですが、小まめに掃除をした方が仕事場の環境的にもいいですし、気分的にも落ち着くので、月1回の掃除を提案してみたのです。すると、まだ入社して日の浅い自分が提案した「月1回掃除」が取り入れてもらえて。どんな意見も聞く耳を持ってくれて、プラスになることは「すぐにやろう」という考えが皆にありますね。

池田  

とにかく、社長とこんな距離感で話せる職場ってないですよ。入社したての自分にも社長と直に話せる機会があるのは有難いと思います。

職種や年齢の壁がない会社

島田  

私が一番感じるのは、社員同士の垣根がないこと。ホントにここには正直驚きもありました。職種や年齢の壁もないからですね。みんなが同じ立場で話ができるので、職場での人間関係のストレスはまったくないです。

池田  

それに残業もほとんどないですね。もちろん繁忙期や納品時間などにはよりますが、基本的には皆が定時退社できているのではないですか。

島田  

ダラダラ仕事をして残業ありきの会社もあると思いますが、大商木材は就業時間内でいかにその日の仕事をクリアしていくかに皆の気持ちが向いているのを感じます。

池田  

長い時間仕事をしていることが美徳とされる風潮がない会社の風土はすばらしいことだと思います。

本白水 

社長が率先して定時退勤を遵守されますからね(笑)。皆が同じ方向に向かって仕事ができることは、これからの大商木材で一緒に働く人にとってもよい影響を与えると思います。

それぞれのチャレンジ、それぞれの速度で

―今年はどんなことにチャレンジしたいですか。

本白水 

新しい機械が導入されて、それぞれに担当の機械があるけれど、今年は自分の割り当てられた機械だけでなく、全部の機械を扱えるよう技術を磨いていきたいと思っています。

池田  

私も同じく、先輩たちに指導を仰ぎながら、機械の扱いをもっとスムーズにできるようになれればと思います。

島田  

私は、まだまだ何かにチャレンジするというところまでには、正直至っていないと感じます。まずは、ミスをできるだけ少なくしていくことに力を尽くしていきたいと思います。

―新年のスタートに合わせてフレッシュな3人にお話しを伺った今回の座談会。それぞれの経験や知識を生かしながら、大商木材のこれからに新しい息吹を吹き込んでくれそうな、そんな予感がします。それぞれの目標を達成できるよう急がず、しかし着実にー。皆で一致団結して歩みを進めていきましょう。